VSCodeの拡張機能「Draw.io Integration」でER図を作成する
そもそもER図とは? ER図とは「データベース設計における代表的な設計図のこと」らしい。そして「作成したER図がそのまま物理データベース上に変換できることから、データベース設計手法におけるデファクトスタンダード」とのこと。 つまりたぶん、ER図を書くという技術は必要不可欠っぽい。 データモデル ER図はシステムの上流工程の中で段階的に設計するらしく、各工程で作成するER図の状態のことを「データモデル」というらしい。 概念モデル 要件定義工程で作成するデータモデル。 最初にシステム全体における「もの」や「できごと」をエンティティ、リレーションシップとして洗い出し、概要を表したもの。 論理モデル 基本設計工程で作成するデータモデル 特定のデータベースに依存しないレベルで具体化した状態を表したもの。 物理モデル 詳細設計工程で作成するデータモデル Oracle Database等の特定の物理データベース向けに論理モデルの変換をする。 例えばデータ型を追加したり、物理データベースに即したアルファベットに変換する。 ER図の最終形態がこの物理モデル。 と色々書いたけどほとんどER図とは?書き方やテクニックをわかりやすく解説を参考にしたので、こっちを参考にした方がよっぽど良い。 どう書くか で、ここからが本題になる。 じゃER図は何を使って書くべきなのか。 参考までに会社のバックエンド担当に聞くと「A5:SQL Mk-2」を使っているとのこと。 なるほど、それを使うかと思ったけど、自宅のパソコンはパフォーマンスが良くないので、出来れば開くソフトを少なくしたい。 ということで、どうせ開いている「VS code」で書ける拡張機能を探してみた。 Draw.io Integration This unofficial extension integrates Draw.io (also known as diagrams.net) into VS Code. Mentioned in the official diagrams.net blog. ↑が本家の説明文。 詳細はVSCodeでDraw.ioが使えるようになったらしい!に詳しい。 そこから引用すると、 Draw.ioとはdraw.ioにアクセスするだけで、フローチャートやネットワーク図、ER図といった豊富なテンプレートを使用して簡単にお絵かきをすることができるサービスになります。 Draw.ioで作成した図はPNGやJPEGなどの画像形式だけでなく、 SVGやXMLといった豊富な拡張子でエクスポートすることが可能です。 このサービスがVS codeで使えるようになったらしい。 .dioファイルを作成する 拡張子を.dioに設定したファイルを作成することで利用が開始される。 ちなみに、 .drawio.pngとかdrawio.svgでファイルを生成すると、importやexportの必要なくそのまま画像として利用できたり、編集することが可能らしい。 ファイルを作った瞬間、編集画面が表示されたすごい。 あとはdiagrams.net(draw.io)でER図を描く方法 ※画像つき解説とかの通り、draw.ioでER図各サイトを参考にすれば問題ない。