Surface(第11世代)を実際に買うまで悩んだこと
Surfaceに片思い 遡ること、2年前前の2022年。 Surfaceが欲しく家電量販店に通った。 欲しくて欲しくてどうしよもなかったのだが懸念点がいくつかあり、決め手に欠けた。 例えば、Surfaceを象徴するキックスタンドとタブレットモード。 キックスタンドは狭い机で操作しにくいとか、膝上で操作できないとかいろいろな口コミが、購入を留まらせた。 またタブレットモードもそうで、そもそもタブレットとして使うには重すぎるし、winndowsのタブレットモードは使いにくいと思うって言われており、もっともだと思った。 そして購入に至らなかった最大の理由は、使用していたgramが十分に役割を果たしていてくれていた点。まだバリバリの現役だった。 それから2年の月日が経ち、gramの動きがもっさりとし、たまに動かなくなるよになった。なにより、キーボードのいくつかのキーが紛失していた。 買い替え時が訪れた パソコンの買い替え時が訪れた。 2年の月日が経とうが、ずっとSurfaceが欲しかった。 これは買わなきゃ後悔するということで購入を決意した。決意したのだが、値段を見ると決意は簡単に揺らいだ。 最低20万7680円でタイプカバーをつけると23万くらいになる。 うーん、高い。ということでさらに3か月悩むことになった。 名乗りを上げる候補者たち その間に富士通のFMV LOOXも候補にあがってきた。 すこしスペックは落ちるけど、最低限は担保しているように思える。 ただ、FMV LOOXはバッテリー35Wh(surfaceは48Wh)なので見送ることにした。 持ち運ぶ前提なのでバッテリーは重視したい。 それに、FMV LOOXは画面の縦横比が16対9なのもマイナスポイントになった。コーディングをするので縦長のほうが好ましく、この点もSurfaceが勝っている。 唯一、本体の重さが599gというのは非常に魅力的だった。 次のバージョンに期待しつつ見送る。 コスパのASUSが台頭する なんて迷っているとASUSがProArt PZ13 HT5306というSurfaceと同じようなセパレート型のパソコンを出すことが発表された。 コスパに定評のあるASUSだしバッテリー容量も70whとずば抜けている。 期待しかないのだが、稼働中のgramがそれまで待てないほど消耗しきっているので、タイミングが合わなかったということで泣く泣く見送った。けど、次回以降の候補になるので、注視したい。 surfaceの懸念点 vs 思い 色々見送ったけど、そもそもSurfaceの懸念点がなくなったわけじゃなく、なんなら11世代はチップがARMになるとのことで、懸念点が増える一方だった。 でも2年間欲しかったという気持ちを尊重して購入にいたった。 結果 買ってみると予想以上に良かった。 何よりパソコン感がない。 今までパソコンを持ち歩くとき、すこし後ろめたさがあった。 パソコン持ち歩くってなにごと? みたいに思われやしないかと不安だったけど、Surfaceなら持ち歩いていても何も違和感ない。 裸で持ち歩いているけど、タブレット持ち歩いているのと何ら変わらない。 それにパソコンを開く抵抗も減った。 持ち歩くとき同様、パソコンは開くときもそれなりに心理的ハードルがある。話しつつ調べごとをする時に、パソコンを開くのは少し大仰な気がするけど、Surfaceならすっと開ける。何ならたぶんスタイリッシュに開くことができる(願望)。 心配したキーボードの操作性も特に問題ない。なにより、gramのようにキーがなくなっても交換できるという利点がある。 いい買い物をした。 今のところ不満点はなく、購入してよかったと思える。