ここではWordpressを中心に、Subversion (SVN) の話をするということを先に断っておく。

またWordpressのプラグインを承認されると届くメールにリンク集が張られているので、そちらを参照するといい気がする。

ちなみにそちらは下のリンクになる。

WordPress プラグイン ディレクトリで Subversion を使用する: https://developer.wordpress.org/plugins/wordpress-org/how-to-use-subversion/

この記事ではあくまでも上の断片情報となるので、ご注意を。

Subversion (SVN)とは

SVN (Subversion) は、Git に似たバージョン管理システムで、Wordpressのプラグインのリリースリポジトリになる。

つまり、下記のようになる。

SVN とプラグイン ディレクトリはリリースリポジトリです。Git とは異なり、パフォーマンスが低下する可能性があるため、すべての小さな変更をコミットしないでください。完成した変更のみを SVN リポジトリにプッシュしてください。

ちなみに読み方はサブバージョンとまま。

まずは使ってみる(習うより慣れろ)

まずはフォルダを作成する。

Subversion (SVN)はリリースブランチということなので、Gitと同じ場所に作らず、新規でフォルダを作成してみた。

svn on URL

URLはWordpressのプラグイン承認メールに記載されている。

上記コマンド実行でエラーが出た。

というのもSubversion (SVN)をインストールしてないからである。

Subversion (SVN)をインストール

ということでまずはSubversion (SVN)をインストールする必要がある。

https://subversion.apache.org/

上記サイトに行き、Binary Packages(https://subversion.apache.org/packages.html)をクリックする。

Find packages for your operating system:

↑で任意のシステムを選択する。

Windowsマシンを使っているのでWindowsを選択する。

いくつかクライアントの種類があるので、1つを選択する必要がある。

Subversionクライアントの比較:https://en.wikipedia.org/wiki/Comparison_of_Subversion_clients

調べてみるとどうもTortoiseSVN が有名そうなので、これにした。

TortoiseSVNを選択し、「 TortoiseSVN 1.14.5 - 64-bit」と「日本語パッケージ」をインストールした。

たぶんこれでインストールが完了した。

チェックアウトする

インストールが完了していれば、該当フォルダ(今回で言えば新規で作成したフォルダ)で右クリックをすると、TortoiseSVNというメニューが出るはずなのでサブメニューのチェックアウトを選択する。出てこない場合はその他のオプションを押すと出てくるかもしれない。

チェックアウトを選択するとURLを選択するポップアップ的なやつが出てくるので、wordpressから送られてきたURLを入力しチェックアウトする。

チェックアウトが成功すると、チェックアウトで指定したフォルダに、

/assets/
/tags/
/trunk/

上記ディレクトリが作成される。

SVN フォルダー

assetsフォルダは、スクリーンショット、ヘッダー画像、およびプラグイン アイコンが存在する場所。

tagsフォルダはプラグインの/tagsバージョンを置く場所とのこと(いまいち不明なので要調査)。

trunkフォルダはプラグイン コードが存在する場所。

つまりtrunkフォルダにプラグインのコードを送らしい。

ただ、メインのプラグイン ファイルをトランクのサブフォルダーに入れないでくださいとのことなので、そこは注意が必要。

チェックインする

trunkフォルダに作成したプラグインの中身を入れる。

その際、先ほどの注意の通りサブフォルダは作成せずにPHPファイルをそのまま入れる。

で、turnkフォルダを右クリック、TortoiseSVNメニューを開きcommitを選択。

するとCommit画面が開くので、commit文言を入れ、commitしたいフィルを選択する。

最後に、okボタンをクリックする。

するとwordpressのユーザー名、パスワードを求められるので、wordpress.orgに設定したそれらを記入する。

問題がなく完了すれば、SVN URLに行けばファイルがアップロードされていることを確認できる。